本当の自分に気づいていますか?
よく「自分探し」というお話を耳にしますが、自分のことはよくわからないものです。
人に言われてはたと気づいてみたり、日常業務だからとさっさとやっていたことが強みであったり、やめたいと思っていたことが実は続けたいことであったり、自分が一番関心を持っているのが意外と仕事だったり、これは私自身が最近気づいたことです。
多くの事業者様とお話する中で、本当に何をすべきかお悩みになる経営者の方が非常に多いのです。
収益は上げたいけど、どうやったら売上があがるのか、どうやったらお客さまが見つかるのか、買ってもらえるのか、考えて考えていると、自分がやりたいことと大きく違ってきて、方向性の違うことに力を注がなくてはならなくなり、また悩んでしまうという場面に何度も遭遇してきました。
本当の自分に気づけたら、どんなにすっきりとするだろうか。
しかし、自分の心を知るには、どうしたらいいのか?
そんなことを考えるようになってから、相談者の方のお話をよく聞き、何を目指しておられるのか探るようにお話をお聞きしてきました。
時には、創業時になぜこのような事業を始めようと思われたのか、どんな部分が魅力的だったのか、将来はどんなことをしたいのか、など一見すると関係の無いようなことでも、将来のことを考えるのには大事な要素になりえるのです。
どんなに解決したい課題だけを聞いても解決策は出てきません。
その課題の背景に何があるのか、どのような方向に進みたいのか、その先はどんな状態なのか、周辺情報をできるだけ多くヒヤリングさせて頂いています。
すると、ご自身で気づかれる方がとても多くいらっしゃいます。
「そういう発想はありませんでした!」と喜んでいただけることがあります。
しかし、もっと先を目指したいと思いませんか?
どうしたらよいのでしょうか。
私は「本当の自分に気づいて、方向性を決める。」ことと思っています。
コーチングでは、目標は「アウトカム」と呼びます。
将来、目指したい目標(アウトカム)に向かうために、現時点で自分が何をしたいのか、何を目指しているのか、具体的に気づくことです。
気づく方法は様々ありますのでここでは割愛しますが、ハッキリと見えてくることが多いです。
私の得意分野のひとつに「事業計画策定」があります。
目標を決めて、達成日を決めて、その日までの具体的な実施計画を立てるということです。
文章で記載するのはもちろん、数値的に売り上げ計画や収支計画を立てていきます。
前述の「本当の自分に気づいて、方向性を定める」というのも似たようなステップで定めていきます。
目標とする具体的な状態をイメージして、その達成日を決めます。
達成日が決まったら、逆算して「年間、四半期、月次、週次、日次の習慣化」の順で、目標と実施する項目を決めて「達成日」に向けて準備を進めていくというものです。
「日次の習慣化」とは毎日の習慣を決めるということです。
私にも目標があり、実現したい目標と達成日を設定しています。
目標を定め、達成に向けて優先順位を決めて取り組んでいく、それだけなんですがなかなか難しいものです。
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