「頭では分かっているのに、動けない」その理由と、前に進むために必要なこと
経営の悩み、一人で抱えていませんか?
「売上を伸ばすには、新しいことを始めなきゃいけない」
「組織を変えないと、このままじゃまずい」
「事業承継の準備を進めないと…」
頭では分かっている。
やらなきゃいけないことも、うすうす見えている。
でも、何から手をつければいいのか分からない。
本当にこの方向で良いのか、確信が持てない。
そして、気づけば時間だけが過ぎていく。
もしあなたが今、そんな状態にあるなら、それはあなたが怠けているからでも、能力がないからでもありません。
ただ、「腹に落ちていない」だけなのかもしれません。
ある経営者との出会い。「分かりました」と言って帰ったけれど
以前、こんな相談がありました。
その経営者の方は、事業の現状に危機感を持っておられました。
売上は横ばい、従業員の士気も下がり気味。
「何か変えなきゃいけない」という思いで、私のところに相談に来られました。
私は一通りお話を伺い、問題点を整理し、いくつかの改善策を提案しました。
理論的には間違っていないと思って提案しました。
その方は「なるほど、分かりました。ありがとうございました」と言って帰られましたが、表情からは納得されたようには見えませんでした。
「正しい答え」があっても、人は動けない
この時、私は気づきました。
人は、「解決方法」を教えてもらっても、動けるわけではない。
その経営者の方にとって、私の提案は
- 理屈では正しいかもしれない
- 他社で成功しているかもしれない
でも、自分の会社で、自分が実行するイメージが湧かなかったのだと思います。
頭では理解できても、心が納得していない。
だから、行動に移せない。
あなたにも、こんな経験はありませんか?
- セミナーで良い話を聞いたけど、結局何も変わらなかった
- コンサルタントに相談したけど、提案がピンとこなかった
- 本を読んで「その通りだ」と思ったけど、実行できなかった
それは、あなたの問題ではなく、「伝え方」や「サイズ感」「難易度」の問題なのかもしれません。
転機となった、ある店舗経営者の一言
そんな中、忘れられない相談がありました。
その方は、店舗の移転を考えておられました。
今の場所では限界を感じていて、新しい場所で再スタートを切りたい。
でも、具体的にどんな店にしたいのか、モヤモヤしたままでした。
その日、私はいつもと違うアプローチをとりました。
答えを提案するのではなく、質問を重ねたのです。
「移転後、どんなお客様に来てほしいですか?」
「そのお客様に、どんな体験をしてほしいですか?」
「5年後、どんな店になっていたら、あなたは成功だと思えますか?」
最初は、「うーん…」と言葉に詰まっておられました。
でも、対話を重ねる中で、その方の中にあった「本当にやりたいこと」が少しずつ見えてきました。
そして、ある瞬間、その方はこう言われました。
「そうそう! そんな店がやりたかったんです!」
その瞬間、表情がパッと変わりました。
今まで霧の中にあったものが、急にクリアに見えた。言葉にできなかったものに、名前がついた。
その方は、自分で答えを見つけたのです。
「自分で見つけた答え」だから、動ける
その後の展開は早かったです。
その経営者の方は
- 一緒に事業計画を作成し
- 必要な資金を調達し
- 移転を実行し
- 想定以上のお客様を集めることに成功されました
なぜ、この方は動けたのでしょうか?
それは、私が答えを与えたのではなく、その方自身が答えを見つけたからです。
人は、他人から与えられた答えには半信半疑です。
でも、自分で見つけた答えには、確信を持てる。
そして、確信があるから、行動できる。
経営の悩みは、「答え」がほしいわけじゃない
この経験を通じて、私は気づきました。
経営の相談に来られる方は、必ずしも「答え」を求めているわけではない。
本当に求めているのは
- 自分の中のモヤモヤを整理すること
- 本当にやりたいことを明確にすること
- 自分で決断する勇気を持つこと
だから私は、コーチングという手法を取り入れました。
コーチングとは、答えを教えるのではなく、相手の中にある答えを引き出す技術です。
なぜ私がコーチングを学んだのか
実は、私が最初にコーチングを学んだのは、相談者のためではなく自分自身のためでした。
私自身、自己肯定感が低く、自信を持ってゴリゴリ進められるタイプではありませんでした。
コーチングを学ぶ中で、コーチング仲間同士で練習をします。
コーチングすることもあれば、される事もあり、その中で自分の内面と向き合いました。
それは怖い体験でした。
- 普段は見ないようにしている弱い部分
- 認めたくない感情
- 過去の失敗や後悔
そういったものと、正面から向き合う。
でも、その先に気づきがありました。
自分の行動パターンには、理由がある。
その理由を理解することで、自分を変えることができる。
そして、それは経営者の方も同じです。
- 「なぜ、新しいことを始めるのが怖いのか?」
- 「なぜ、決断を先延ばしにしてしまうのか?」
- 「なぜ、うまくいっている今のやり方を変えられないのか?」
その理由を、ご自身で理解できたとき、人は変われます。
「スッキリしました」という言葉の意味
コーチング的なアプローチを取り入れてから、相談後にいただく言葉が変わりました。
以前は
- 「参考になりました」
- 「考えてみます」
今は
- 「スッキリしました」
- 「頭の中が整理されました」
- 「やることが明確になりました」
- 「すぐやってみます」
何が変わったのでしょうか?
それは、相談者が自分で答えを見つけ、自分の言葉で語れるようになったからです。
あなたが今、動けないとしたら
もしあなたが今
- やるべきことは分かっているのに、一歩が踏み出せない
- 複数の選択肢があって、どれを選べばいいか分からない
- 専門家の意見を聞いたけど、なんとなくピンとこない
- 自分が本当にやりたいことが、よく分からない
という状態にあるなら。
それは、「答えを教えてもらう」のではなく、「自分の中にある答えを見つける」サポートが必要なのかもしれません。
当事務所のアプローチ
私は、中小企業診断士として専門知識を持っています。
業界動向も、成功事例も、理論も知っています。
でも、それを一方的に伝えるだけでは、あなたが動けないことを知っています。
だから、私の相談は対話から始まります。
- 今、どんな状況ですか?
- 本当は、どうなりたいですか?
- それを実現する上で、何が引っかかっていますか?
- あなた自身は、どうしたいと思っていますか?
こうした質問を重ねる中で、あなた自身の中にある答えを見つけていきます。
もちろん、専門知識が必要な場面では、適切な情報を提供します。
業界の動向、他社の成功事例、使える制度や補助金。
でも、最終的に決めるのはあなた自身です。
そして、あなた自身が決めた答えだからこそ、実行できる。
こんな方に、お役に立てます
- 方向性に迷っている経営者
「売上を伸ばしたい」と思っているけど、何から手をつければいいか分からない - 事業承継を控えている2代目・後継者
先代のやり方と自分のやりたいことの間で、葛藤している - 変化の必要性を感じているが、踏み出せない方
「変えなきゃ」と思っているけど、何をどう変えればいいか整理できていない - 外部の意見を聞いたが、腹に落ちていない方
コンサルタントやセミナーで提案を受けたけど、自分事として捉えられていない
大切なのは、「一緒に考える」こと
私がお約束できるのは、答えを与えることではありません。
私がお約束できるのは、あなたが自分で答えを見つけるまで、一緒に考え続けることです。
経営の悩みに、正解は一つではありません。
あなたの会社、あなたのお客様、あなたの強み、あなたの価値観。
それらを踏まえた上での、あなたなりの答えがあるはずです。
その答えを見つけるプロセスを、私は伴走します。
「一人で抱えなくていい」
経営者は、孤独を感じやすいです。
従業員はいても、誰にも相談できない悩みを、一人で抱えている方が多いです。
でも、一人で抱える必要はありません。
あなたの話を聴き、一緒に考え、あなた自身が答えを見つけるサポートをする。
それが、私の役割です。
もし今、何か悩んでいることがあるなら。
もし今、一歩を踏み出せずにいるなら。
まずは、話してみませんか?
話すだけで、頭の中が整理されることもあります。
対話の中で、自分でも気づいていなかった答えが見つかることもあります。
まずは、お気軽にご相談ください
初回相談は無料です。
「こんなこと相談していいのかな?」
「まだ具体的じゃないけど…」
そんな段階でも、大丈夫です。
むしろ、モヤモヤしている段階でこそ、対話が有効です。
一緒に、あなたの中にある答えを見つけていきましょう。
【お問い合わせ】
経営改善、事業承継、創業支援など、どんなことでもお気軽にご相談ください。


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